小豆のスイーツ

冬に旬を迎える小豆は食物繊維やたんぱく質が豊富で健康や美容にいいヘルシー食材です。
小豆というと餡のイメージや和菓子のイメージがあり、最近では甘い物は体に悪い、糖質は太るなどと気にされる方もいて、小豆餡を避ける方もいますが、実は食物繊維がたっぷりで便秘改善になり、ダイエットや美肌におすすめの食材であるとともに、豆類に含まれるたんぱく質は体作りや維持に欠かせず、特有の濃い紫や黒の色はアントシアニンなどのポリフェノールを豊富に含み、抗酸化作用があるので若返り食材の1つでもあります。
手軽に楽しめるのは小豆を使ったスイーツで、和菓子には欠かせない小豆餡をベースにした季節の美しい和菓子や素朴なお饅頭や旬が楽しめる草団子やモチモチの大福などの餅菓子をはじめ、お彼岸やお盆の時期に欠かせないこしあんを使ったおはぎ、冬に嬉しいお汁粉や、冬は暖かく夏は冷やして楽しめるぜんざいをはじめ、三つ豆などの夏スイーツも楽しめます。
ご自身で手作りした砂糖を控えめに煮た小豆餡や、蒸した小豆や小豆のドライパックを使った砂糖なしのぜんざいや三つ豆などは、糖分が気になる方にも安心のヘルシースイーツとなります。

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小豆でご飯

小豆というと和菓子のイメージが強いですが、ご飯にも使われます。
地域によって使われる豆は異なることもありますが、伝統的なお祝い事に定番のお赤飯は小豆を用いる地域が少なくありません。
小豆色ともいわれる小豆の赤い色は昔から邪気を払うと言われており、悪いことを払って良いことを呼び込めるように小豆を使ったお赤飯を炊いて、子供の成長を祝ったり、結婚などの人生の記念日を祝ったり、長寿などの長生きのお祝いをするほか、毎月1日はお赤飯という地域やご家庭もあります。
もち米に小豆を加えて炊くだけで、自然で美しいピンク色に染まって、小豆のホクホク感も楽しめるおめでたいお赤飯が炊き上がります。

小豆でおかず

小豆は和菓子やお赤飯のイメージが強いですが、おかずにするなど晴れの日やおやつとしてだけでなく、普段の食卓にもラインナップできます。
甘い物を控えているという方や、手軽に小豆の栄養や快便作用もある豊富な食物繊維を摂取したいという方は、日頃の食卓の一品に活用してみましょう。
小豆の定番おかずとして知られているのが、カボチャと小豆のいとこ煮です。
カボチャと小豆を甘じょっぱく煮たものでご飯のおかずやお茶請けにも合います。
より、さっぱり頂きたい方は小豆とご飯を塩だけで味付けした小豆粥もおすすめです。