旬の牡蠣は栄養の宝庫で男女ともにおすすめの食材

冬は牡蠣が旬を迎え、国内の主な漁獲地として宮城など三陸沖の身が引き締まった牡蠣をはじめ、温かな瀬戸内海で獲れる広島の大ぶりの牡蠣などが豊富に出回ります。
旬の食材は栄養価が最も高まる時期でもありますが、牡蠣は海のミルクなどと例えられるほど栄養が豊富な食材で良質なたんぱく質をはじめ、脳のエネルギーとなり体の代謝をサポートするグリコーゲンや体の維持や味覚、生殖機能の維持などにも欠かせない亜鉛やマグネシウムなどのミネラルも豊富な食材です。
栄養が豊富でありながらカロリーが低めなので、ダイエット中の方の栄養補給にもおすすめです。
旬の時期に漁港や産地に出向いて、水揚げされたばかりの牡蠣をそのまま頬張るのはもちろん、牡蠣は和洋中と様々な料理に活用できるので好みの味付けや調理法で、一番美味しくなる冬に存分に楽しみましょう。

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定番の牡蠣鍋など和風の料理

誰もが簡単に作れて味に失敗もしにくいのが牡蠣鍋です。
牡蠣をメインに白菜や春菊、ネギや大根などの冬が旬の野菜と椎茸や豆腐などを加えて煮るだけです。
牡蠣から旨みが出るので出汁も不要で、水に日本酒くらいでも十分です。
煮あがったらお好みでポン酢などをつけていただきましょう。
牡蠣の旨みを存分に楽しみたいなら、牡蠣を薄味の出汁と一緒にお米と炊き上げる牡蠣ご飯で、ご飯にしみ込んだ牡蠣エキスを丸ごといただきましょう。
そのほか、牡蠣の産地の郷土料理として楽しまれている牡蠣の味噌煮や、お正月の牡蠣雑煮、割烹料理店などで供されるお洒落な牡蠣の酢の物なども美味しい一品です。

プリプリの牡蠣フライなど洋風料理や旨みたっぷりの中華料理

牡蠣は和食であっさり旨みを楽しむほか、洋食にもマッチし、濃厚な味を楽しむことができます。
定食屋さんなどで年間を通じて定番のメニューである牡蠣フライも、旬の時期にはお家で揚げてみましょう。
見た目が苦手で食わず嫌いのお子さまも、衣に隠れてしまえば食べやすくなり、栄養満点の牡蠣を美味しく食べられます。
牡蠣グラタンや牡蠣のクリームシチューなど牛乳やチーズとも、濃厚でまろやかな牡蠣はよく合います。
プリっとした独特の食感を生かせる牡蠣のパスタや牡蠣のマリネもおすすめです。
味付けはオリーブオイルやお酢を使ってサッパリ目にすると、食感や旨みがより引き立ちます。
中華料理ではオイスターソースがあらゆる料理の隠し味に使われるなど、牡蠣は欠かせない食材の1つです。
香ばしい香りでプリプリに仕上がる牡蠣炒めをはじめ、牡蠣入り中華粥や牡蠣入りの海鮮焼きそばもおすすめです。